最近見つけた.Net向けのデバッグツールをいくつか紹介してみます。
今日はその一つ目、Mole For Visual Studio。
この Mole は、VS2005/2008上で動作するデバッグ用のオブジェクト ビジュアライザです。
落としたDLLをVSのビジュアライザディレクトリに放り込むと、ブレークポイントで停止したタイミングでMoleを起動できるようになります。
Visualizerが対応するオブジェクトは虫眼鏡アイコンが出るので、ここからドロップダウンしてMoleを選択すると、
こんな感じ。
左側のペインのオブジェクトツリーから対象オブジェクトを選択して、右側のペインでいろいろできます。
主な特徴としては、
- すべてのプロパティを参照できる
- プロパティ値のエディットが可能
- よく参照するプロパティのお気に入り指定
- 選択エレメントの描画イメージを確認
- プロパティ検索
- 状態の比較
など色々あるけど、特にエディット機能は強力。
Color や Font をはじめとしてタイプごとにエディタがちゃんと起動するし、変更ログをとれたりします。
さらに面白いのが、ウォッチウインドウ上で任意のオブジェクトをWeakReferenceでラップすることで、UIツリー以外のオブジェクトツリーも覗くことができる点。
対応プロジェクトも WinForms, WPF, ASP.NET, WCF, WF と多いし、一度使うと手放せなくなるツールだと思いますよ~
明日?はさらに強力なツールを取り上げます。
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