2008年10月21日火曜日

Mole for Visual Studio

最近見つけた.Net向けのデバッグツールをいくつか紹介してみます。

今日はその一つ目、Mole For Visual Studio。

CodeProjectからダウンロードできます。

この Mole は、VS2005/2008上で動作するデバッグ用のオブジェクト ビジュアライザです。
落としたDLLをVSのビジュアライザディレクトリに放り込むと、ブレークポイントで停止したタイミングでMoleを起動できるようになります。












Visualizerが対応するオブジェクトは虫眼鏡アイコンが出るので、ここからドロップダウンしてMoleを選択すると、



















こんな感じ。
左側のペインのオブジェクトツリーから対象オブジェクトを選択して、右側のペインでいろいろできます。

主な特徴としては、
  • すべてのプロパティを参照できる
  • プロパティ値のエディットが可能
  • よく参照するプロパティのお気に入り指定
  • 選択エレメントの描画イメージを確認
  • プロパティ検索
  • 状態の比較
など色々あるけど、特にエディット機能は強力。
Color や Font をはじめとしてタイプごとにエディタがちゃんと起動するし、変更ログをとれたりします。

さらに面白いのが、ウォッチウインドウ上で任意のオブジェクトをWeakReferenceでラップすることで、UIツリー以外のオブジェクトツリーも覗くことができる点。









対応プロジェクトも WinForms, WPF, ASP.NET, WCF, WF と多いし、一度使うと手放せなくなるツールだと思いますよ~

明日?はさらに強力なツールを取り上げます。

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