2009年3月6日金曜日

Pro ADO.NET Data Services

今週は北陸金沢まで片道4時間の出張がありました。

こんなときこそ、買いだめしておいた本をちゃんと読めるというものです。

今回は、

Pro ADO.NET Data Services   ~ Working with RESTful Data

 

いまのところADO.NET Data ServicesについてはMSDN以外にほとんど日本語リソースがないので、すごく読みたかったんですよね。実際届いてからたびたびリファレンス的につまみ読みしていたんですが、今回はちゃんと頭から。といっても洋書読みはちょっと気を抜くと内容が頭に残らないので、内容を噛みしめながら3章まで。ここまで読めばひととおり基本が押さえられますね。

私は技術者とはいっても、一般的なプロジェクト開発の現場からは離れてもうすぐ1年になるので、いま現場でどのようにADO.NET Data Servicesが評価されているのかはすごく興味があるんです。予想としてはLINQtoSQLやEFが少しずつ使われ始めたのかな?というイメージなんですが。以前私が絡んだプロジェクト(.NET)では小規模ではこなれたTyped DataSetをシンプルに使ったり、大規模だと手作りのPONO(いまはPOCOとよぶのが主流かな?)ベースフレームワークを構築したりと十人並みに苦労していた気がします。仕事を離れたところではRailsのActiveRecordやdb4oをいじってみたりしてたりね。このADO.NET Data Servicesもとくに低予算の小規模プロジェクトなんかでRails使うイメージでサクッと使えるデータ基盤になれば良いなと思うのですが。とくにSilverlightとの相性の良さ(以前問題も挙げたけど)で今後使われるケースが増えると思うし。今後個人的にはData層の第一候補としていろいろ試してみようと思います。

4章以降はレガシーシステムからの移行や、AJAX・Silverlightからの利用についての言及になってるのでこのへんはさらっと読んでおこうかなと。

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